最初ね、一年前くらいにdアニメストアで、織田信奈の野望を見て、結構おもしろいやん!って思って、なけなしのお小遣い使って、買いに行ったんですよ。織田信奈の野望全国版の一巻。
はじめて、読んだとき。
文章力のなさが衝撃的でした……。
まあ、当時ラノベを読んでいたといってもSAOなどのいわゆる大人気作品しか読んでいなくて、ラノベ調の文章になれていなかったということも一因だと思います。
そして今回、ニコニコカドカワ祭りで織田信奈の野望シリーズが半額!ということで、2巻から電子で購入したんですが、意外に面白かった。
小学五年生から司馬遼太郎さんが著した作品を中心に歴史小説を読み漁り、小学六年生のころから、歴史関係の新書(最初、新書とは新しい簡潔な小説のもとになるものだと勘違いして認識していました)を読んでいた、いわゆる歴史オタクのぼくが読んでも、面白い!と人に勧めることができる作品です。
だいぶ、史実に反しているところがあるんですが(それを顕著に表しているのが、織田信奈をはじめとする姫武将)、キャラクター小説として読めば、十分おもしろい。
特にラスト。
やられたなぁーって思いました。
あのラストがなければ、ストーリーはダメ!と酷評紛いのことをブログに書いていたかもしれないです。
それくらい、ラストが良かった!
歴史オタクなひとや、そうしゃないひとも十分楽しめる作品だと思いますので、読んで見ては?
電子書籍だと半額ですし。
買いです!